奔走しました その2 〜アメリカ源泉徴収税について〜
前回の続きです。
2. kindle出版の売上に掛かる手数料について
とりあえず口座を持っている銀行全て回り、被仕向送金手数料と為替取扱手数料がどれだけ取られるか聞いてみることに。某主要銀行ではやはり「被仕向送金手数料が1500円、為替取扱手数料が振込額の1/20%又は最低2500円」。やはりブログの情報と同じ。
他の金融機関は外貨の送金自体やっていなかったり、説明聞いてもよく分からないが伝えられた金額がブログ情報より大きかったです。
どうしたものか?とりあえず振込先は某主要銀行の既存の口座にしておいて、売上次第でまた考えようか。…と、思いつつAmazonで相談。
「返信まで24〜48時間お待ち下さい」とのことだが、何度か質問させて頂いて
も今のところその日のうちにお返事を頂ける。さすがAmazon様!今回も早々と来た返信には
「通常、多くの銀行は受取り側に手数料は求めないが、銀行によって違うので各銀行にお問い合わせ下さい」とのこと。
・・・・・問い合わせてきましたよ、
私の口座がある銀行ではかかるみたいです。でも、もうよく分からないから「多くの銀行は受取り側に手数料は求めないが」のとこ信じちゃおうかな。毎月売れるとも限らないし、やってみないと納得できないみたいだ、私は。
…と思いつつ、他のブログを読み漁る。不安はできれば消しておきたい。何か答えはあるはず。
…で、見つけたのが昨年書かれたブログ。kindle出版について丁寧に書かれており、当然「支払いの受取り方」についても書かれているが、手数料については全く記載されていない!他の項目と比べると不自然なほど、手数料についてはタブーのごとく触れられていないのだ。なぜ…?
その答えは間もなく解明された。2年ほど前に書かれた別の方のブログには「以前はアメリカから送金されていた振込が、国内からの振込になった」とある。国内からの振込なら為替も被仕向もかからないわけだ。
ああー、諦めず調べててよかった(T ^ T)(感動の涙)。手数料が必要・新生銀行がお得というのは、もっと前の情報だったのだ。ブログの書かれた時期も気をつけて見ていこう(^_^)
しかし、こんな短期間でどんどん便利に・お得になるんだね。Amazon、発展するわけだよ。私もお客様目線でどんどん便利になっていく、そんなサービスを提供していけたらいいなぁ。
3. 自分でTIN(法人納税者申請番号)取得しないと、Amazon・comからの売上の場合30%のアメリカでの源泉徴収税が発生!どーやってTIN取得するの⁈しかもアメリカ領事館とか大変で、時間もかかりそう!
もう一つがこのアメリカの源泉徴収税...30%は大きい!これは自分が出版した本がAmazon.comから購入された場合に限り、掛かってくるものとのこと。
日本在住のAmazonアカウント持ってる人はAmazon.co.jpからも購入できる。そのような人は多いだろうし、日本語で書かれた私の本を買うとしたら、尚更その可能性が高い(海外在住の日本人の方が買って下さる可能性もないとは言えないけど)。また、日本在住でもアカウント持ってなければ.comからの購入になるってこと?
果たしてAmazon.comから購入される確率ってどのくらいなんだ??
これもブログに助けられた。
私の解釈が正しければ
・30%源泉徴収はアメリカからの売上に掛かるのみ
・免税の為ITIN(個人用納税者番号)取得するには、米国大使館か領事館に行かねばならず、とても大変
・そもそも日本語で執筆し日本で売ろうとしているなら、アメリカで購入される可能性は低く、30%の税金が掛かることはまずない
とのこと。
よかった〜(^_^)とりあえず、こちらもあまり心配しなくていいみたい。
「無駄なお金は1円でもとられたくないし、何があるか分からないから万全の体制でいたい!」という方は、やっておいてもいいかもしれません。
結論としては「アメリカ源泉徴収税が発生する可能性は比較的低い」ということのようです^_^
今回はお金のことだけに、いろいろ奔走しまくりでした(^_^;)
原稿ができて「いざ出版!」という時にこういった壁にぶつかる私…(今回は結果的にぶつからなくてよい壁でしたが)。
準備不足なのかな?みんなこんなもん?
その時になってよりリアルに考えられるから具体的に調べていって、初めて問題にぶつかるんだろうな。もっと事前に、全体を把握できるようになれればいいのかもしれない。少しずつ気をつけていこう。
あと情報収集も、そのブログがいつ書かれたものか、より新しい情報がないか気を付けていこう。
今回はいい勉強になりました(^^)
次回の出版はもう少しスムーズにいけそう♪
読んで下さり、ありがとうございました。